DeNA山崎康晃投手が、大遅刻で恩師からカミナリを落とされた。

母校・亜大の大島正克野球部長の学長就任祝賀会が23日、武蔵野市にある同大キャンパスで行われた。同祝賀会にあわせて、山崎が自身初タイトルとなる「最多セーブ投手賞」獲得を祝われる予定だったが、会に本人が不在という事態になった。

会の途中、慌てる関係者が何度も連絡を入れた。山崎は、電話に気づいたときは、神奈川・横須賀の施設で練習中だったといい、慌てて自宅に戻り、タクシーで会場へ向かったと釈明した。ただ到着したときには、すでにお開き。元巨人コーチ井端弘和氏ら、多くの亜大OBが出席する豪勢な催しに、花を添えることはできなかった。

3時間半後、最後まで待ち受ける野球部の生田監督に、顔を引きつらせ冷や汗をかきながら謝罪。“ゲンコツ”を受けた山崎には、笑顔は浮かばないまま即席祝賀会で花束を受け取った。山崎は「詳細を把握してなかった。どこで、何時なのか知らなくて。OBの方々に申し訳ないです」と、最後は報道陣にも頭を下げた。