広島の合同自主トレが広島・廿日市市の大野練習場で行われ、アピール合戦が繰り広げられた。佐々岡真司投手コーチ(51)が見守る中、若手中心の投手陣が次々とブルペン入りした。

ドラフト2位・島内颯太郎投手(22=九州共立大)は立ち投げで30球を投げ、フォーク、チェンジアップも披露。「いいところを見せようと力んでしまった」と苦笑いだったが、順調な調整ぶりを見せつけた。

楽天からトレード加入した菊池保則投手(29)は、立ち投げ30球の後、早くも捕手を座らせ12球。「去年は春先がよくなかったので、ブルペン(のメニュー)を早めに入れている。仙台より暖かいので、これまで一番早いくらいのペース」と話した。