楽天の選手が世界的なスーパースターから金言を授かった。

10日、名護市のホテルでサッカーJ1ヴィッセル神戸との交流会を実施した。三木谷浩史会長が両チームのオーナーを務め、沖縄・金武町で初めて同時にキャンプを行うことから実現した。

壇上には元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ、スペイン代表最多59得点のFWダビド・ビジャが、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが並び「勝者のメンタリティー」を話した。

ポドルスキが「プレッシャーがあるほどポジティブなエネルギーに変えられる」と伝え、ビジャも「高いパフォーマンスを出すにはプレッシャーが必要。ルーカスが言ったように必要以上にプレッシャーを感じずにピッチに出る」と重圧との付き合い方を力説。

イニエスタは「個人的には世界一のクラブで小さい頃から多くのことを学んだ。クラブ、代表と取れるタイトルは全て取れてラッキーだったが、高みを目指すためにチーム一丸で練習と休憩を繰り返し、目的のためにみんなで働くことが大事。1つの区切りがあって、新天地に来たが、ここでタイトルをとるつもりでいる」とチームが強くなる方程式を伝えた。

楽天側からは則本昂大、浅村栄斗、石井一久GMが壇上に上がり、サッカー界のスターの言葉に耳を傾けた。則本は「すごく勉強になった。プレッシャーを楽しみながらプレーしたい。それができれば良い成績が出る」と話した。