楽天の新人10選手が、久米島キャンプ初の休日となった5日、観光PRで英気を養った。車エビの養殖体験では、船に乗ってのカゴ揚げ作業から選別、箱詰めまでを行った。

作業終了後には採れたてのエビを試食。高卒でただ1人1軍組のドラフト2位黒川史陽内野手(18=智弁和歌山)は「最高においしかった。エビを食べて(体力が)回復したと思うので、第2クールでは先輩たちに負けないくらい元気を出していきたい」と食レポもそつなくこなした。

大卒、社会人組の5人は、続いて泡盛で有名な久米島の久米仙の本社工場を見学。優勝時に開封することになっている「勝利のつぼ」に泡盛を注ぎ込み、優勝を誓い合った。ドラフト1位の小深田大翔内野手(24=大阪ガス)は「思ったより飲みやすくてお酒の弱いボクでも飲めそうです。すごくリフレッシュできました」と第2クールに向けて英気を養っていた。