楽天は9日、沖縄・久米島での1軍1次キャンプを打ち上げた。

午前9時から練習を開始。野手はシートノック、打撃練習、新外国人のJ・T・シャギワ(29=ドジャース)ら数投手がブルペン投球を行うなど約2時間半のメニューをみっちりと消化した。

手締めのあいさつは今季からキャプテンに就任した茂木が務めた。「久米島キャンプお疲れさまでした。久米島の皆さま、ホテル関係者の皆さま、球場関係者の皆さま、監督、コーチ、スタッフ、たくさんの応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。皆さまのおかげで充実したキャンプを過ごせたと思います。選手の皆さまもお疲れさまでした。ですが、ここで終わりではありません。金武町に移ってから実戦が始まります。リーグ優勝、日本一へ向けてみんなで、チーム一丸で優勝目指して戦っていきましょう!」と意気込みを口にし、一本締めした。

三木監督は9日間の1次キャンプを終え「天気にも恵まれて選手もしっかり元気にできたのでよかった。主力、新人が入って、こちらとしては向かう方向をしっかり出して選手にいろんなことを求めている途中。選手もしっかり理解してくれているのかなと思う。金武町での実戦でいろいろと確認していきたい」と振り返った。

「MVPは?」と問われると「みんな気になったけど強いて挙げるなら黒川」と高卒ルーキーをピックアップ。「どんな感じでやるのかなと思っていたが、高卒で想像以上にこんなにできるんだ、という感想。まだまだ課題はたくさんありますけど、しっかりチームとして鍛えていかないといけない」と期待を込めた。

金武町での1軍2次キャンプは11日からスタート。13日の練習試合日本ハム戦(名護)から実戦が始まる。