オリックスの大物助っ人アダム・ジョーンズ外野手(34=ダイヤモンドバックス)が注目のシート打撃で驚きの行動に出た。

自身初の実戦形式でチームメート山岡、山本の投じた全12球を見送り、1度もバットを振らなかった。2四球2三振の結果に。「とにかく今日は2人が良いピッチャーだと分かった。タイミングだったり、ボールの軌道を見ようと思って、練習に参加しました。彼らの投げている後ろで守ることが楽しみになりました」。余裕のコメントで球場を引き揚げた。

これも練習の一環だった。「この時期にヒットを打つことは意味のないこと。打席でのタイミングだとか、審判の(ストライク)ゾーンに慣れるのが大切。バットを振る重要性はあまりない」と意図を説明した。18日は来日初実戦となる紅白戦に出場予定。果たしてジョーンズはバットを振るのか…。