西武菊池の反則投球に回答「ハーフスイングと一緒」

西武菊池雄星

 西武は19日、札幌ドームでNPB審判部から菊池雄星投手(26)の投球についての回答を文書で得た。

 17日の楽天戦(メットライフドーム)で2回に2度、反則投球と判定され、電話で審判部に質問していた。鈴木球団本部長は「審判の判断で一連のモーションではなかったということだった。ハーフスイングと一緒。直す努力をしなくてはいけないのかなとは思う」と話した。辻監督は「(基準が)あやふややろ。努力、対策するとしか言いようがない。投手の野球生命に関わる」と話した。

 この日は日本ハム井口も反則投球と判定された。井口は「ファームでも1回も言われていない。今後はセットにする」。責任審判の西本三塁塁審は「中途で止めているから反則投球。野球規則通りです」と説明した。日本ハムは以前から国際基準との乖離(かいり)を懸念しており、島田球団代表は「次の実行委員会で言う」と問題提起する。