メジャーに色気の西武秋山、牧田から自身の評判入手

ニッポン放送のラジオ番組に生出演した西武秋山(中央)。左は里崎氏、右は高嶋ひでたけ氏(撮影・鈴木正章)

西武秋山翔吾外野手(30)が、来オフのメジャー挑戦について「行くとしたら絶対ラストチャンスですね」などと話した。

22日、ニッポン放送の生放送ラジオ番組「高嶋ひでたけと里崎智也サタデーバッテリートーク」に出演。番組終盤に、リスナーからメジャー挑戦について問われると「ゼロではないです」と明言。里崎氏が間髪入れずに「来年、行きましょか?」とツッコミむと、「断言できないです」と冷静に答えた。

来季中に海外FA権を取得することをにらみ、3日の契約更改で複数年契約を結ばなかった秋山。収録を終えると、「日米野球で結果が出なかったら(複数年契約を)のんでいたかも」と明かした。今季はリーグ制覇に大きく貢献するもCSでは不調で、不完全燃焼に終わっただけに「日米野球ではいろいろな投手とできて、楽しかった。挑戦してみたい気持ちも出てきた」と最後に手応えをつかんだ様子。先輩でパドレス3Aの牧田和久投手(34)からは「アメリカ楽しいよ。こっちでも名前挙がってるよ」と言われたという。

今季は同僚の菊池雄星投手(27)が、ポスティングシステムでメジャー挑戦中。21日には広島菊池涼介内野手(28)が、ポスティングシステムでのメジャー挑戦の意思を球団に伝えるなど、メジャー移籍を巡る動きが活発化している。【鈴木正章】