阪神「令和元年ドラフト」成功へ4・5超目玉マーク

「高校四天王」の左から大船渡・佐々木、横浜・及川、星稜・奥川、創志学園・西

虎も「令和元年ドラフト」の目玉選手を密着マークする。4月5日から行われるU18高校日本代表第1次候補選手の研修合宿を、阪神のスカウト陣が視察する予定。大船渡(岩手)の佐々木朗希投手(3年)らが一堂に会する機会で、ドラフト注目選手を早くからマークする。

最速157キロ右腕の大船渡・佐々木は、3月31日の作新学院(栃木)との練習試合で日米18球団45人のスカウトが集結するなど、今秋ドラフトの超目玉選手。これまで甲子園に出場したことがなく、視察する機会は限られていた。今回の合宿には、全国トップレベルの高校生選手が集まり、佐々木の能力を評価するにはこれ以上ない場になりそうだ。

第1次候補選手には「高校四天王」と呼ばれる大船渡・佐々木、横浜(神奈川)・及川雅貴、星稜(石川)・奥川恭伸、創志学園(岡山)・西純矢の3年生投手4人も選出された。最速150キロ超投手4人の“競演”は今回が初めて。今年のセンバツで及川は1回戦、奥川は2回戦敗退と早い段階で姿を消した。西はセンバツに出場できなかったこともあり、それぞれの選手を1度に視察できるまたとない機会だ。「令和元年ドラフト」を成功させるため、マークを続ける。