横浜は18日、大矢明彦監督(61)が成績不振を理由に途中休養し、田代富雄2軍監督(54)が監督代行を務めると発表した。横浜市内の球団事務所で記者会見した佐々木邦昭球団社長は「(今季も)昨季同様のふがいない成績。流れを断ち切るために、指揮官を交代せざるを得なかった」とし、事実上の解任であることを示唆した。

 大矢監督が就任した2007年、チームはリーグ4位。昨季は大きく引き離されての最下位に終わり、今季もここまで13勝24敗で最下位。同監督は「プロの世界なので、こういう判断をされれば従うしかない。復帰はないと思う」と述べた。

 1997年から横浜でコーチなどを務めていた田代監督代行は「選手が力を出すには、気持ちが大事。闘争心を持って、迷いなく攻めることを求める」と抱負を語った。2軍は高木由一チーフ兼打撃コーチが監督代行となる。

 [2009年5月18日23時59分]ソーシャルブックマーク