<羽ばたけ
楽天ルーキーズ:ドラフト7位
相原和友投手=24、七十七銀行>
186センチ72キロ、スラッと伸びた手足に端正な顔立ち。楽天のドラフト7位相原和友投手(24=七十七銀行)はすでに女性ファンの熱い視線を集める。昨年12月に行われた入団会見では約20人が列をつくり、サインや記念撮影を求めた。
人気の理由は甘いマスクのみではない。正真正銘の“仙台っ子”であるからだ。左腕は球団が本拠地を置く仙台市出身で、球団初の同市出身新入団選手となった。「9年前に地元に球団ができて、すぐにファンになろうと思いました。礒部さん(現2軍外野守備走塁コーチ)が本塁打を打つ姿が印象に残っています」と楽天創設を振り返る。当時15歳。高校1年生の目に映った地元球団は憧れの存在そのものだった。
大学は東北福祉大に進み、社会人も七十七銀行に入行するなど仙台への愛着は人一倍強い。入寮時には同僚の寄せ書きや、作成してもらったのぼりを大切に持ち込んだ。「活躍してお金を七十七銀行にたくさん預金できるようになりたい」と古巣への恩返しを誓う。
念願の入団を果たし、「10年越しの思いがかなったって感じです」。楽天への恋を成就させた男が、次は誠実な人柄と笑顔でファンを魅了する。【島根純】
◆相原和友(あいはら・かずとも)1989年(平元)10月27日、仙台市泉区生まれ。栗生小4年から野球を始め、広瀬中では軟式野球部。東陵では3年春に県大会で優勝した。東北福祉大では4年時に大学選手権、明治神宮大会出場。七十七銀行ではエースとして都市対抗、日本選手権出場に貢献した。趣味はドライブ。契約金2500万円、年俸720万円。背番号53。左投げ左打ち。186センチ、72キロ。血液型B。



