ヤクルトは22日、巨人へのFA移籍が決まった相川亮二捕手(38)が23日のファン感謝デー(神宮)の不参加を発表した。

 相川は球団広報を通じて、以下のメッセージを寄せた。

 「このたび、私、相川亮二はジャイアンツにお世話になる事を決めました。

 ヤクルト球団、監督、コーチ、スタッフ、選手とともに過ごし戦った6年間はクライマックスシリーズ、優勝争いを経験させてもらい僕の20年のプロ野球生活を振り返っても最高な時間でした。本当にお世話になりました。

 そして、何よりもファンの皆様には沢山のご声援をいただき、感謝の気持ちしかありません。

 ヤクルト球団にはファン感でのあいさつの場を与えて頂きましたが、ファン感はファンの皆さんが楽しんでいただく場所であり、敵になる選手が行く場所ではないと思い、あいさつせずに去ることをお許し下さい。

 最後に、今回の決断は自分自身『まだまだ勝負したい』気持ちが勝り、現役最後の最後まで挑戦する結論に至りました。

 最後まで相川亮二の野球道を突き進みます。

 6年間応援していただき、本当にありがとうございました」