阪神を戦力外になった林威助外野手(34)が28日に行われた台湾プロ野球のドラフトで兄弟から3巡目指名された。10日の12球団合同トライアウト(静岡)を受験していたが、獲得を名乗り出る日本の球団が現れず、21日に母国・台湾のドラフトに参加する申請書類を提出していた。今後、台湾球界の名門・兄弟と契約交渉に移り、台湾球界入りするか最終決断する。林威助は「自分にとっていいこと。自分を(実力的に)いけるとの判断なので、ありがたい。チャンスをくれるなら、どう評価してくれるか、聞かないといけない」と前向きに話した。また、元阪神の鄭凱文(前DeNA)は兄弟から、蕭一傑(前ソフトバンク)は義大から指名され、前オリックス許銘傑はラミーゴから指名された。