西武森友哉捕手(19)が「炭谷密着マーク」を来季の目標に掲げた。13日、秋季キャンプ地の宮崎・南郷の宿舎でプロ入り初の契約更改交渉に臨み、600万円アップの年俸1900万円(推定)で一発サイン。「自分の思っていた以上の評価をしていただいた。(球団から)『攻撃の部分でチームに貢献できていた』と言っていただきました」と納得の表情で話した。

 7月30日の1軍デビュー以降、8月14日オリックス戦でのプロ1号から3戦連続本塁打の離れ業で周囲の度肝を抜いた。41試合出場で打率2割7分5厘、6本塁打と打撃力を発揮した一方、守備面の課題は浮き彫り。「銀仁朗さんというすごい捕手がいる。目標にしてきた人。来季は1軍にずっといて、見て、話して学べる時間を増やしたい」と国内FA権取得も残留を決めた炭谷の“側近役”を志願。