ソフトバンクからドラフト1位指名されたJR九州・加治屋蓮投手(22=宮崎・福島)が28日、ヤフオクドームで仮契約した。契約金9000万円、年俸1500万円。

 大きな金額を目の当たりにした加治屋は「これからチームに貢献できるように頑張ろう」と気持ちを引き締め、「1イニングでも多く投げたい」と先発投手としてのこだわりを口にした。

 会見場は球団の強い期待を込めてドームのプレスカンファレンスルームを用意。ただ、晴れ舞台の最後に球団から、今月11日に右足第3中足骨骨折が判明し、来年1月の新人合同自主トレに間に合うか現時点で不明という衝撃の発表があった。

 永山スカウト部長は「練習で頑張りすぎたようだ。マラソン選手がなるような疲労性のもの。日にち薬ですし、治れば大丈夫」と語った。現在は患部に負担のかからない範囲でトレーニングを続けているという。(金額は推定)