プロ野球の熊崎勝彦コミッショナー(75)が3日、西武のキャンプ地、宮崎・南郷を訪れ、日本ハム大谷翔平投手(22)が、WBC出場を断念したことについて「誠に残念と思ったのは、まさに率直なところ。生身の体、けがは出てくる。将来を嘱望されている選手。ケガの回復を第一に、また思い切った野球ができるように願う。1日も早く回復することを願っています」と話した。

 侍ジャパンについては「チームにはその時点、その時点においてのベストは何か、考えて整えていってほしい。勝ち抜いていくことが野球の力を示すことになる。結束してベストの力を持っていく。世界一奪還に向けた努力、精進に尽きると思います」とエールを送った。