全日本は9日、都内で会見を開き、10日から開幕する第3回王道トーナメント出場者が抱負を語った。

 大会は16選手が参加し、26日まで9会場で開催。後楽園ホールの開幕戦では昨年優勝の潮崎豪と、秋山準がいきなり1回戦で激突する。潮崎は「初戦から決勝戦と思って戦う」と話した。第1回、第2回とも1回戦負けの秋山は「1、2回目と違うボクが明日(10日)のリングに立っていると思う」と話した。

 3冠ヘビー級王者曙は12日の大阪大会でボディガーと対戦。会見場では「現在の全日本は保守的。今回のトーナメントでねらうのは、秋山体制で頂点にいる曙」と挑発した諏訪魔と乱闘を演じた。曙は「現3冠王者としてトーナメントに出て、完全な優勝で次の挑戦者が出てこないようにしたい」と話した。