ノアのGHCヘビー級王者鈴木みのる(47)が、4度目の防衛を果たした。19日のエディオンアリーナ大阪大会のメーンで挑戦者の杉浦貴(45)を退けた。

 時間無制限一本勝負の完全決着ルール。両者はエルボー、キック、掌底と、意地を張り合うように打撃戦を展開した。最後は鈴木が脳天くい打ちで仕留めて、勝利した。

 ベルトを手にした鈴木は「8人の鈴木軍と、その他大勢のプロレスリングノア。もうこの戦いは終わりにしようぜ。興味ないもんな」と言いたい放題。「何が正規軍だ、なにが僕たちの舟だ。(ノアが)やばい、沈みそうだ、と思っているなら間違いだ。もう半年前からとっくに沈んでる。気づいてないのはお前たちだけだ」とご満悦だった。

 対戦を直訴してきた丸藤には「オレが全員の相手をしてやるから、1人ずつかかってこい。そのかわり誰も勝てなければ、このノアを自主解散しろ。この条件がのめるならやってやる」と言い放った。