ミスタープロレス天龍源一郎(65)が、両国国技館で行われた引退試合で、40年のレスラー生活に別れを告げた。

<天龍の名勝負5番>

 ◆ジャンボ鶴田(89年6月5日=全日本・日本武道館)24分5秒にパワーボム2連発で勝利し、第2代3冠ヘビー級王者となる。年間ベストバウトを受賞。

 ◆ジャイアント馬場(89年11月29日=全日本・札幌中島体育センター)タッグ戦でハンセンと組み対戦。22分20秒、パワーボムを決め、日本人で初めて馬場からフォールを奪う。

 ◆ハルク・ホーガン(91年12月12日=SWS・東京ドーム)アックスボンバー2連発で13分57秒、敗れる。年間ベストバウト受賞。

 ◆アントニオ猪木(94年1月4日=新日本・東京ドーム)15分56秒、パワーボムで勝利。馬場、猪木から直接フォール勝ちした唯一の日本人レスラーとなる。

 ◆武藤敬司(99年12月10日=新日本・大阪府立体育会館)26分32秒勝利しIWGPヘビー級王座を史上最年長で獲得。ベイダーに続く2人目の3冠、IWGPヘビー級王座奪取に成功。