米国アンチドーピング機関(USADA)は25日(日本時間26日)、UFCなどに参戦し、引退を表明したミルコ・クロコップ(41=クロアチア)が禁止薬物の使用を認めたため、2年間の出場停止処分を科したと発表した。

 クロコップは、28日のUFC韓国大会に出場予定だったが、肩の負傷で欠場を発表。USADAはクロコップが肩の治療のためにヒト成長ホルモンを使用したことを、9日に認めたとした。UFCはこの日、公式サイトでUSADAの2年間の出場停止処分を認めるコメントを出している。(デーブ・レイブル通信員)