新日本は17日、都内の事務所で19日の大阪城ホール大会で行うIWGPヘビー級選手権試合の調印式を行った。

 挑戦者で前王者のオカダ・カズチカ(28)は「大阪城ホールのメインもチャレンジャーであることも去年と同じで、あとはベルトを取るだけ。内藤さんとタイトルにふさわしい試合を1対1でやって、ベルトを奪いたいと思います」と、ロスインゴベルナブレス・デ・ハポンのセコンドの介入阻止へ要求を突きつけた。

 王者で2度目の防衛戦に臨む王者内藤哲也(33)は「オカダは何でもオレの要求をのむと言って、要求をのまなかったのに、自分だけ提案するのはおかしい。大阪で全力疾走で入場したら、1対1でセコンドなくしてやるよ。これで負けたらもう、言い訳はできないぞ。4年間、レインメーカーとして築いた栄光もすべて崩れ去る。その覚悟を持って大阪城ホールに来てほしい」と、こちらも逆要求を突きつけた。