アントニオ猪木とムハマド・アリの異種格闘技戦40周年を記念して制定された「世界格闘技の日」を祝うクルーズパーティーが記念日となった26日、東京湾上で行われた。

 会場にとなったシンフォニーに、IGFのアントニオ猪木会長(73)や、新日本の坂口征二相談役、金平桂一郎・日本プロボクシング協会副会長、藤波辰爾ら約250人が出席した。

 今月3日に亡くなったモハメド・アリさんを偲んで黙とうに続き汽笛が3回鳴らされた。また、アリさんの娘ハナ・アリさんのメッセージが読み上げられた。猪木氏は「アリさんにはありがとうと言いたい。アリさんと戦ったおげで、政治の世界でも世界の要人と会うことができた。みなさんの思いがありがたい」と感謝を口にした。最後に船が接岸すると、猪木氏の「1、2、3、ダー」の合図で約200個の赤い風船が空に放たれた。