グローバル・リーグが開幕し、Bブロック初戦で昨年の覇者・丸藤正道が、潮崎豪を破り連覇へ好発進した。強烈な逆水平チョップの応酬や、お互いが場外にダイブしてのアタックで勝利への執念を見せた。19分41秒に及ぶ試合は、最後に丸藤がポールシット式エメラルドフロウジョンを決めて勝利した。

 1日にIT企業エストビー社への事業譲渡を発表してから初の興行。試合前には、内田雅之新会長も姿を見せ、ファンにあいさつした。試合後、丸藤は「普通のリーグ戦だと思っていたら、会場でこういうことになった。先輩たちが(ノアを)作り上げようと思った以上、オレたちが作り上げます」と、団体を守る決意を語った。

 AブロックではGHCヘビー級王者中嶋勝彦が、クワイエットストームを破り、白星発進した。