総合格闘技(MMA)団体の米国2大巨頭が名女優に反撃!? UFCのデイナ・ホワイトとベラトールのスコット・コーカーの両社長が9日(日本時間10日)、第74回ゴールデングローブ賞でスピーチした米女優メリル・ストリープの発言に「MMAはアートだ」と反論した。複数の米メディアが報じた。

 ストリープは「ハリウッドにはよそ者や外国人がいっぱいいる。私も俳優の家系じゃないわ。もしそんな人たちをみんな追い出したら、テレビ番組はアメフットとMMAの中継しか残らないわ」と排他的思想のトランプ次期米大統領を暗に批判。これに対して、ホワイトは「我々は世界中から選手が集まり、世界一になるために懸命に練習しているエリート中のエリート。彼女は無知だ」とけん制。コーカーは「MMAは技やアートを鍛錬している。招待するので観戦すれば分かる」と来場を呼び掛けた。(デーブ・レイブル通信員)