ケニー・オメガ(33=カナダ)が新日本プロレスに帰ってきた。

 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカと46分45秒の死闘を演じ、世界に名を知らしめたオメガは、東京ドーム大会翌日の1月5日後楽園大会を最後に、新日本を離れ長期休養に入っていた。しかし、米プロレス団体ROHとの合同大会を機に日本に戻り、この日のメインに出場。ROH世界王者アダム・コールと組んで、マーク、シェイのブリスコ兄弟と対戦し勝利を収めた。

 試合後、オメガは「オレはどこにも行かない。2017年はケニー・オメガの年、バレットクラブの年になる。自分たちは新日本を、米国をさらには世界を乗っ取ってやる」と宣言。WWE移籍のうわさを打ち消し、今年も新日本で戦うことを明言した。さらにオメガは「自分の目標はIWGPヘビー級王座。これからベルトを取るために、しっかり本気で頑張る」と話していた。