来年1月4日の東京ドーム大会でIWGPヘビー級王座戦に挑む内藤哲也(35)が、始まったばかりのワールドタッグリーグを「史上最低」とこき下ろした。

 18日から始まった伝統のリーグ戦は、1月4日の王座挑戦権をかけて12組が参加している。この日も2試合が組まれていたが、「今日も公式戦があったわけでしょ? なんなんだろうね、この注目度の低さは。こんなに注目度の低いタッグリーグ戦、いままであったの?」と疑問符をつきつけた。確かに所沢大会でもメインは内藤率いる「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」と、東京ドーム大会でその挑戦を受ける王者王者オカダ・カズチカ(30)率いる「CHAOS」に分かれた5対5の30分一本勝負。会場が最も沸いたのは2人が対峙(たいじ)したときだった。

 その試合では「ロス~」のEVILが外道をマジックキラーからの片エビ固めで下した。それを踏まえてか、内藤は盛り上がらないと感じているリーグの鍵に言及。「このタッグリーグ戦の成功も失敗も、すべてはSANADA、EVILにかかってるんだよ。彼らにかかってんだよ。まあ、いまのとこ、史上最低のタッグリーグでしょう。ここからどれだけ注目度を高めるか、どれだけ熱いリーグ戦にするのか、すべてはEVIL、SANADA次第でしょう。彼らの腕の見せどころだよ。俺は楽しみにしてますよ」とにらんだ。