20日の東京・後楽園ホールでのボクシング日本バンタム級タイトルマッチが、18日までに中止となった。

 V2戦だった同級王者赤穂亮(31=横浜光)が16日深夜に体調不良で救急搬送され、出場不可能と診断されて棄権した。赤穂はWBOとIBFで世界ランク入り。12年以来の世界再挑戦を目指していたが、15年にも計量失敗で棄権したことがある。興行自体はセミだった横浜光へ移籍初戦のチャールズ・ベラミーのノンタイトル戦がメインに繰り上げて開催される。赤穂の王座返上は濃厚で、挑戦者だった同級1位鈴木悠助(三迫)と上位ランカーの王座決定戦となる見通し。