ラグビーのワールドカップ(W杯)に3度出場し、日本のトップリーグでも活躍した元米国代表主将トッド・クレバー(35=米国)がWWEと契約し、プロレスラーに転向する見通しであることが分かった。

 24日(日本時間25日)、米メディアが報じたもの。身長193センチ、体重102キロと恵まれた体で主にフランカーとして活躍。トップリーグでは10年から5年間、サントリーやNTTコミュニケーションズでプレーしていた。

 CNNのインタビューに応じたクレバーはWWEのトライアウトを受けたことを明かし「1週間、トライアウトでフロリダ州のオンタリオのWWEパフォーマンスセンターで過ごした。すごくハイレベルな施設で素晴らしかった。良い時間を過ごすことができた」とコメントした。またプロレスを通じて新しい経験を積むことを歓迎している。

 クレバーは03年に米国代表デビューし、63試合のテストマッチに出場。約8年間、同国代表で主将を務めていた。日本以外でもニュージーランドや南アフリカでもプレーしていた。