全日本プロレスの後楽園大会が25日行われ、チャンピオンカーニバルBブロックは、ノアから初参戦の丸藤正道(38)が優勝決定戦進出を決めた。

 丸藤は、メインで全日本社長の秋山と対戦。両団体のトップ同士の対戦で、満員の観衆が集まり、互いの意地をかけた激しい戦いが展開された。最後は、20分53秒にヒザ蹴りの「虎王」から体固めで勝利。勝ち点8で4人が並ぶ大混戦から抜け出した。丸藤は「秋山は強くて怖かった。しっかり優勝しないとこの勝ちの意味がなくなる。あと1つ。風はオレに吹いている」と話した。