「明日の女帝」と呼ばれるアスカ(36)が「偽アスカ」登場の陽動作戦にはまった。

 スマックダウン女子王者カーメラ(30)に挑戦。先に平手打ちを浴びると「この野郎」と気合を入れながらヒップアタックの連打からスライディングニーを決めて勢い乗った。逃げ足の早い王者へミサイルキックなどで追い込んだ。場外でトペ・スイシーダを決められたものの、試合はアスカペースで進んだ。

 ところが、試合途中に突然、リングサイドに能面姿でアスカ風のコスチュームの人物が登場。突然の出来事にアスカは動揺し、1度はカーメラの丸め込みを逃れてキックで排除したが、偽アスカが能面を取って正体を明かすと、以前、カーメラと男女ユニットを組んでいたジェームズ・エルズワースだった。

 驚いて油断したアスカはカーメラのスーパーキックを浴びてフォールを許した。不意を突かれた黒星で、ベルトをつかむことはできなかった。