17年大みそかに引退を表明したプロボクシングの元3階級王者井岡一翔氏(29)が米国を拠点に現役復帰すると表明したことに対し、井岡ジム会長で父の一法氏がエールを送った。井岡の会見を受けて20日、大阪市内のジムで報道陣に対応。「ボクシングをやってくれるのはうれしいこと」と率直な思いを明かした。

 井岡は9月8日、米国で開催される軽量級の強豪が集まる興行「SUPER FLY3」で復帰戦に臨む予定。米ロサンゼルスを拠点とし、所属先はSANKYOとなる。7月に入って大阪で井岡と直接会い、復帰の意向を伝えられたという一法会長は「応援やアドバイスしかできないけれど、盛り上げてほしいと思います。(昨年に現役引退したが)一翔は時間がたったら(ボクシングを)やり出すだろうというのはうすうす思っていた。体も動かしていたみたいですし」と息子の心境を察した。