WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が今週末、階級最強を決めるワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)準決勝の対戦相手と米リングで並び立つ意欲を示した。

20日(日本時間21日)に開催(米オーランド)されるWBSS1回戦でIBF同級タイトル戦の王者ロドリゲス(プエルトリコ)-同級3位マロニー(オーストラリア)戦視察のために18日、渡米した。この勝者と来年2月にも米国で予定される準決勝で激突することになる。

次は自身初の2団体統一戦になることが確実で「ついにです」と声を弾ませた井上はリングサイドで視察予定。WBSSの要請があれば「リングに上がって(準決勝の)相手と並んでもいいですよ」と歓迎した。両者の試合ダイジェスト映像をチェック済みで「動画を見る限り、ロドリゲスが勝つと思います」と予想した。