亀田和毅スパー公開、興毅氏「俺はレベル低かった」

スパーリングで軽快な動きをみせる亀田和

 ボクシングの元WBO世界バンタム級王者亀田和毅(25=協栄)が6日、都内の所属ジムでスパーリングを開始した。3月10日に東京・後楽園ホールで、IBF世界スーパーバンタム級8位マイク・タワッチャイ(タイ)と13年12月以来の国内での試合が待つ。

 この日は6回を消化したが、チーフトレーナーの長男興毅氏は「世界王者、ランカー同士のスパーリングもさせたい」と末弟の出稽古も視野。ただ「おれは必ずスパーでも勝ちにいって、けんか、殴り込みだった。和毅には勝ち負けは気にせず、互いに成長でき、盛り上がるスパーをしてほしい。おれはレベルが低かった」と反省も。和毅は「1つ1つ課題をクリアしていく」とした。