大相撲で兵庫県高砂市出身の幕内妙義龍(30=境川)が25日、姫路市内で行われた激励会に出席した。

 昨年から右腕、右手親指を続けて痛め、東前頭7枚目で迎えた今年初場所でも右肘を負傷し、4勝11敗に終わった。不本意な成績が続くが、この日は地元の熱心な後援者約100人と交流し英気を養った。あいさつでは「去年30歳になりまして、去年1年と今年の初場所はあまり納得いく相撲が取れなくて、僕も悔しい思いをしました。でも、痛めていた右腕もしっかり治してきました。去年も春場所は10勝5敗で終われて、ゲンのいい場所。初日から飛ばしていくつもりでやります」と、スタートダッシュを約束した。