大相撲の横綱白鵬(32=宮城野)が春場所5日目の16日、日本相撲協会に「右母趾(ぼし)捻挫と右大腿(だいたい)筋群損傷で今場所の休場と3週間の加療を要する」との診断書を提出して休場した。

 白鵬の休場は昨年秋場所の全休に続いて5度目。07年名古屋場所の横綱昇進以降では3度目となった。

 白鵬は場所前の稽古中に右足裏を負傷、初日正代戦で悪化し、2日目からはテーピングを施していた。この日の朝稽古後に師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)が「休場。太ももも腫れている。そこから全部調べてもらっている」と説明した。