今秋の大相撲秋巡業として行われる「大相撲八千代場所」の開催会見が21日、千葉・八千代市内で開かれた。市制施行50周年にあたる10月5日に、八千代総合運動公園市民体育館で開催される。

 八千代市での巡業開催は94年8月以来、23年ぶり。千葉、埼玉の両県で毎週約200万部のフリーペーパー「ちいき新聞」が、同市で84年8月に創業を開始した縁で(現在の本社は千葉県船橋市)勧進元として開かれる。(株)地域新聞社の近間之文社長は「八千代場所の成功を通して、創業地である八千代市への恩返しの機会にしたい」と抱負を語った。同場所の担当で日本相撲協会巡業部の谷川親方(39=元関脇北勝力)も「本場所では体験できない、力士を間近で見ることができます。握手会では力士の手の大きさ、堅さも体験できます。ぜひご来場ください」とピーアールした。