大相撲の横綱白鵬(32=宮城野)の綱打ちが27日、東京・墨田区の宮城野部屋で行われた。

 部屋の関取衆や若い衆らが作った、重さ8キロの真新しい綱を締めた白鵬は「いつもより若干、大きいかなと感じた。若い衆や関取衆の想いが入ったのかな。横綱の重みを感じてやっていきたい」としみじみと話した。

 綱を着けて鏡で出来栄えを確認した時には「いい体してるな」と上半身をさすりながら自画自賛。6場所ぶり38度目の優勝を狙う夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)に向けて、体の仕上がり具合は順調のようだ。