大相撲の大関高安(27=田子ノ浦)が、九州場所13日目の24日、休場することが決まった。

 右太もも肉離れで途中休場した先場所に続き、2場所連続。今場所は初のかど番だったが、すでに11日目に勝ち越しを決め、前日12日目は北勝富士に敗れていた。

 師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)はこの日朝、高安と話したことを明かし「本人が『相撲は厳しい』と言っている。先場所でけがしたところ。歩けないわけではないが、同じところだから、またここで悪化して長引いても良くない」と説明した。冬巡業への参加は未定で、今後の経過を見て判断するという。