大相撲冬巡業の沖縄・宮古島巡業最終日が14日、JTAドーム宮古島で行われ、横綱白鵬(32=宮城野)が悔しさをあらわにした。

 最後に行われた幕内トーナメントに出場し、1回戦で小結阿武咲、2回戦で平幕の栃煌山、準決勝で関脇照ノ富士を下して決勝に進出したが、平幕の千代大龍に負けて優勝を逃した。支度部屋では「あー優勝したかったなー」と悔しがった。

 冬巡業も移動日を含めて残り3日となった。前半は九州場所の疲れが取れなかったというが「少しはね」と徐々に取れてきたという。初場所(来年1月14日初日、両国国技館)まで残り1カ月となり「早いなー」とつぶやいた。

 帰り際に報道陣から、11日の福岡・北九州市の巡業で脅迫する封書が届いたことは相撲協会に任せるか、と問われると「そうだね」と話した。