4場所連続休場明けの横綱鶴竜(32=井筒)は、関取最重量で215キロの逸ノ城の寄りを土俵際でこらえ、得意のもろ差しからのがぶり寄りで勝負を決めた。4連勝に「立ち合いはちょっと良くなかったけど、体が動いてくれている」と息をついた。

 稀勢の里、白鵬の両横綱が立て続けに敗れ、復活を懸ける場所での責任も重くなりそうだ。「そこは気にしない。一番一番、積み重ねていくだけ」と冷静に話した。