全勝だった関脇御嶽海(25=出羽ノ海)は、大関高安(28=田子ノ浦)に突き落とされ、今場所初黒星を喫した。高安は8勝4敗で勝ち越しを決め、かど番を脱出した。

 2差で追っていた前頭13枚目栃煌山(31=春日野)は同9枚目妙義龍(31=境川)に押し出された。同13枚目朝乃山(24=高砂)は、同4枚目魁聖(31=友綱)に寄り切られて、ともに3敗目を喫した。

 先場所途中休場の大関豪栄道(32=境川)は、人気力士の前頭6枚目遠藤(27=追手風)を押し出して9勝3敗とした。遠藤は8勝4敗。豪栄道は13日目に御嶽海と対戦する。

 優勝争いは1敗で御嶽海がトップ。3敗で豪栄道、栃煌山、朝乃山、豊山が続く。