大関栃ノ心(31=春日野)が、呼び出しに、しこ名を呼び間違えられるハプニングがあった。妙義龍戦で土俵に上がる際、呼び出しが「とちお~うざ~ん~」。そのまま2度目も「とちお~うざ~ん~」。

「あれ? と思ったよ。最初、間違えてるなって。でも、2回目は大丈夫と思ったけど…完璧(に間違え)だったね」。自分の直前の取組が同じ春日野部屋の栃煌山-豪栄道戦だったため、呼び出しが勘違いしてしまったと思われるが「初めてじゃないかな。おもしろかった」。

とりもなおさず、妙義龍をはたき込みで下して、2勝目を挙げた。栃ノ心は「良かったんじゃない? 栃煌山関も勝ったし、俺も勝ったし。でも、負けてたら、呼び出しさんのせいにしてたよ」と冗談を口にしながら、笑っていた。