NMB48の山本彩(22)が、報道陣の多さに「びっくりぽん!」と驚いた。2日、東京・福家書店新宿サブナード店で、サード写真集「みんなの山本彩」(ヨシモトブックス)発売記念イベントを開催。握手会前に、取材に応じた。

 この日、山本の取材のために訪れた媒体数は37。約50人の報道陣が集まった。テレビ局や通信社などのムービーカメラは11台にのぼり、関係者も「近年まれに見る数だと思います」と話すほどだった。大きな注目を浴びていることを受けて、山本は「びっくりぽん!」と目を丸くしていた。前日1日に大阪市内でも同様のイベントと会見を行ったが、媒体数は9でムービーカメラはなかったと言い、「大阪と東京の差も感じます」とも話した。

 「びっくりぽん」のフレーズでも知られるNHK連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌、「365日の紙飛行機」では、AKB48の楽曲ながら、センターポジションを務め、メーンパートを歌っている。ファンや関係者から歌唱力に定評があり、歌番組やライブなどでソロで歌う機会も多く、「自分の夢に向かって、いい経験をさせてもらっています」と笑顔を見せた。

 写真集は、メンバーやファンにも撮影を認める異色の形式で作られたもの。水着ショットはなく、露出が多い写真はTシャツを軽くまくり上げた「腹チラ」ショットくらいしかないが、「普段の素の表情がたくさん見られると思います」とアピールした。セクシーな水着ショットが多数収められた前作「SY」は、累計発行部数10万部を突破しているが、「今回は、脱がなくても10万部出せたらいいなと思っています」と意気込んだ。関係者によると、現在は第2刷、計6・5万部が発行されているという。