瀬戸内エリアを拠点に結成されたSTU48が、海洋教育を推進する国交省海事局の「C to Seaプロジェクト」のアンバサダーに任命され、東京・霞が関の国交省で任命式に出席した。

 国が主導するプロジェクトのPRという大役を任され、AKB48と兼任のキャプテン岡田奈々(20)は緊張の面持ち。石井啓一国交相から「海や船を楽しんでもらう応援をしていただきたい」と直接、任命状を受け取ると、「精いっぱい、務めさせていただきます」と約束した。

 任命式には、田中皓子(21)藤原あずさ(19)も参加した。田中は「SNSで瀬戸内の魅力を発信しています。少しでも興味を持ってもらえたらいいな」と、普段から普段から瀬戸内のPRに余念がないことをアピールした。小型船舶2級の免許を持つ藤原は「瀬戸内の島がたくさんあるので、その免許で青島、豊島だったり男木島に行ってみたい」と語った。

 プロジェクトは昨年7月に発足し、STU48はキックオフイベントにも参加していた。海が生活の一部になっている瀬戸内を拠点にグループが活動していることなどから、アンバサダーとして白羽の矢が立った。今後は3月に横浜で行われるボートショーのPRにも参加するなど、海や船に関わるイベントや活動に参加する。