AKB48は2日、グループの公式ブログで、稲垣香織(20)が1日にさいたまスーパーアリーナで行われたコンサート中にステージから落下し、後頭部を骨折したことを発表した。

 稲垣が落下した経緯を「Bステージ(バックステージ)から花道に戻ろうと歩いていたところ、スタンド上部を見ていたため、誤ってステージより落下し、直ちに病院に向かい医師の診断を受けました」と説明。診断結果については「後頭骨の骨折が認められているものの、その他に異常はなく、本人の意識もはっきりしており、元気に会話も出来る状態です」と現状を報告した。日曜で救急外来での診察だったため、2日以降に再び検査を受けるという。活動については「しばらくの間は治療に専念し、万全な状態になるまでは活動を休止致します」とした。

 稲垣は16年加入の16期生で、6月からの新チーム体制では、研究生からチーム4に昇格することが決まっている。

 会場はメーン、中央、バックステージが組まれていたほか、幅約3メートルの通路が、それぞれのステージと外周をつなぐように設置されていた。前日の3月31日には、HKT48が同じステージセットでコンサートを行い、秋吉優花(17)がステージから落下、足の指を骨折するけがを負っていた。