今週は乃木坂46与田祐希(19)が、ドキュメンタリー映画第2弾「いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46」(5日公開)について語ります。作品テーマの1つ、先輩西野七瀬(25)の卒業も振り返りました。

放っておけないかわいらしさの与田祐希(撮影・中島郁夫)
放っておけないかわいらしさの与田祐希(撮影・中島郁夫)

映画を見ると、涙が止まらなかった。「最初からずっと泣いていました」。与田が涙する場面が多くあり「こんなに泣いていたんだって思いました。『逃げ水』の頃は、泣かないように泣かないようにって思っていたんですけど、最近『泣いたっていいじゃないか』と思って。前よりも泣いているかも知れないです」。

昨年末をもって仲のいい西野が卒業した。今年2月に卒業コンサートを行った。「卒業から卒コンまではずっと喪失感で、心がどこを向いていたのか分からない。めっちゃ寂しくて、一瞬だけ、後を追ってしまおうかと思って…。すぐにそれはダメだと思いましたけど(笑い)」。

卒業コンサートの後、西野から励まされた。「『これから楽しみにしているね』と言葉を掛けてもらいました。いつまでも寂しいって言っていたらダメだと思いました」。映画でも西野が自分に言及する場面があり「私とか3期生のことを話してくれているパートでは、もう…ドバーッて涙が出てきました」。最近も連絡を取っており、「七瀬さんはドラマとかでお忙しいんですけど、ご飯に行きたいね、とは5月ごろから話してるので、そろそろ行けるといいな」と明かす。

西野七瀬(2018年9月16日撮影)
西野七瀬(2018年9月16日撮影)

映画には、実家で飼っている犬の「たろう」とヤギの「ごんぞう」も登場する。「存在感ありますよ。地元に戻ると、野性に返ったような気分になります」と笑う。16年9月に3期生として乃木坂46に加入し、上京。17年8月にシングル「逃げ水」で大園桃子(19)とダブルセンターに抜てきされ、今ではグループトップ級のメンバーとなった。

「映画を見て、あらためて頑張らなきゃと感じました。ここで逃げてちゃダメだ! ってすごく思うんです」【横山慧】(つづく)

◆与田祐希(よだ・ゆうき)2000年(平12)5月5日、福岡県・志賀島生まれ。愛称「与田ちゃん」「よだっちょ」。ファッション誌「MAQUIA」「bis」のレギュラーモデル。152センチ。血液型O。

(7月2日付紙面に掲載したものです)