タレントでモデルの栗原類(20)が27日、都内で行われた英国、ルーマニア、米国合作映画「ゼロの未来」(5月16日公開)会見に、プライベートを押して駆けつけた。

 栗原はメガホンを取った英国のテリー・ギリアム監督(74)のファンで、同監督に会うために顔を出したという。

 劇場の後方の座席に座っていた栗原は、得意の英語で「今回の作品のインスピレーションについて教えて下さい」と質問。

 同監督は「もともとの脚本をベースに(これまでの)自分の作品を要約する映画を作ろうと思った。当初、2000万ドルの予算で作ろうと思ったが、(09年の)『Dr.パルナサスの鏡』を撮って、この作品に戻ってきたら、850万ドルの予算で作ることになった。時の流れを感じたよ」などと答えた。

 栗原は、自身の存在に気付いたカメラマンが写真を撮ると、急いで身支度して劇場を後にした。