シンガー・ソングライター平井堅(44)が「伊勢志摩サミット公認サポーター」に任命され、19日、都内で行われた就任式に出席した。

 今年5月26~27日に行われる同サミットに向けて、三重・名張市育ちの平井に白羽の矢が立った。これまで、ふるさとの「桔梗が丘」や、FM三重の開局30周年ソング「ON AIR」を手掛けてきた。

 大の平井ファンで、昨年10月に同県で行われたツアーを鑑賞したという三重県鈴木英敬知事(41)は「抜群の知名度もあるし、海外での活動もされている。ぜひ盛り上げてほしい」と声を掛けられ、平井も「荷が重いですが光栄です。三重がふるさとで良かった。まだこれから作るのですが、歌で関われてうれしいです」と話した。今後は、同サミットの応援ソングを制作する予定という。

 また鈴木知事は、平井の代表曲「POP STAR」が1番好きといい、官僚時代によく歌っていたという。また武田美保氏との結婚式では、映画「世界の中心で、愛をさけぶ」のパロディーを行ったといい、その際に主題歌だった「瞳をとじて」を練習したというエピソードを明かし、平井も笑顔を見せていた。