海外でも人気の3人組メタルダンスユニットBABYMETALについて「まがい物」と酷評したラジオDJのピーター・バラカン氏(64)の発言に、ファンから怒りの声が殺到している。

 BABYMETALは最新アルバム「METAL RESISTANCE」が米ビルボードのアルバム総合ランキングで39位となり、日本人アーティストの上位40位入りとしては、1963年の坂本九さん以来となる快挙を成し遂げた。

 25日放送のTOKYO MX「モーニングCROSS」では、海外で人気となっている同グループについて取り上げたが、コメンテーターとして出演したバラカン氏はコメントを求められると苦笑い。「世も末だと思っています」と語った。

 ジャンルを問わず様々な音楽に造詣の深いバラカン氏。番組での発言についてツイッターでも問われ、「番組の前からメディアを通じて少しは耳にしていましたが、ぼくは全く評価できません。先入観ではありません。あんなまがい物によって日本が評価されるなら本当に世も末だと思います」とあらためて説明した。

 このツイートには「個人の意見は尊重しますが、ただまがい物というのは乱暴すぎるでしょう」「彼女ら(バンドや企画も含めて)はあくまでONLY ONEですから『まがい物』というのは、何かと比較した表現であり不適切な感がして残念です」「少し耳にしただけでは評価できませんね。それで意見するのは『先入観』。命を懸けてやっているTeam BABYMETALに『まがい物』『世も末』は撤回して下さい」といった批判が多数寄せられている。