NHK紅白歌合戦に4年連続出場中の人気エアバンド「ゴールデンボンバー」のベースギター歌広場淳(うたひろば・じゅん=30)が一般女性と先月に結婚していたことが21日、分かった。メンバー4人の中で初の既婚者となった。メンバーによると、相手の女性は「こけし似」という。

 ゴールデンボンバーは略称「金爆」とも呼ばれ、代表曲「女々しくて」は幅広い世代から愛されている。ハチャメチャなパフォーマンスが特徴だが、実は「超真面目」なプロ集団でもある。

 一般的なビジュアル系バンドと違い、ファン層は幅広いが、女性ファンへの影響も考慮してか、私生活は真面目そのもの。デビュー以来、浮いたウワサもなければ、派手に夜遊びしている様子をキャッチされることもない。関係者は「自覚と責任を持っていたということだと思います」と話す。

 「女々しくて」「ローラの傷だらけ」など失恋や嫉妬がテーマの曲が多く、作詞・作曲を手掛ける鬼龍院に至っては「幸せになると不幸な気持ちの曲が書けなくなってしまうかも」という屈折した不安を抱えており、彼女もいないのだという。

 紅白恒例の爆笑パフォーマンスは、毎年スタッフも含め全員で知恵を絞り、こだわり抜いて演出を決める。ファンと視聴者のことを第一に考える、プロのエンターテイナーだ。